知っている分野だと聞き取りやすい

たまに英語を話す機会が仕事であります。日本語の中でひとりだけ英語をしゃべっているとみんな興味があるようでよく「さっき、英語しゃべってたね」と聞かれたりします。話す内容についてはいつも日本語でしゃべっていることを英語でしゃべるだけなので内容的な違いはありません。同僚もだいたい何をしゃべっていたか自分の知っている単語がピックアップできているらしく、「○○のことをしゃべっているようだったね」と聞いてきたりします。

 

私はネイティブではないので日本語のイントネーションで聞きやすいせいもあるのだと思います。

 

という私も、リスニングが最低限しかできていないのにオーストラリアで働くことができたのは、日本で働いていたときと同じ業界だったため、何とか初期の??が頭に無数に存在した状況を何とかしのぐことができたのだと思います。

 

世界中いろいろな言語がありますが、人間のすることですから、言語がちがったところでだいたいすることは似たりよったりです。人がホテルのフロントにくれば、予約があるからか、予約したいからか、チェックアウトしたいからか、両替したいとか、等等、それほど込み入って難しい話しではないケースがほとんどです。そういった知っている分野のしくみが分かっていれば、あとはそれが日本語から英語にかわるだけです。

 

しかし、リスニングができて体で反応できたとしても言葉で反応することはまた一山超えるような別の技術になります。が、知っている分野から攻めていくことはまったく不明な地帯をうろうろするより、実際的で成果につながりやすくやる気の維持にもなります。