please 「プリーズ」の大切さ

日本人男性とオーストラリア女性のカップルが離婚しました。ご主人の方のいいわけとしては please 「プリーズ」というのがどうも苦手で…、ということでしたが、離婚の真相はさておき、親しい仲にも礼儀ありは、なにも日本の社会に限ったことではありません。というより、どんな親しい中でも自分以外の人でしたら、 please 「プリーズ」「お願いします」は大切な言葉です。

 

英語の please 「プリーズ」は、人にお願いをするときの「魔法の言葉」という大切な格付け?もされているくらいです!  日本語でお母さんが子どもに人からものをもらったときに、子どもに、「なんて言うんだっけ?」と「ありがとう」という言葉を言わせるように、英語では、What's the magic word?  「ファッツザ、マジックワード?」「魔法の言葉は何?」といって、人にお願いするときに please 「プリーズ」「お願いします」を言わせたりします。

 

自信のない人がよく偉そうに振舞ったりして人の反感を買うことがありますが、私もオーストラリアで外国人をし始めたころは、英語がへたでばかにされないように気取っていた記憶がありますが、それは逆効果であると気づきました。please 「プリーズ」をつけることによって、相手に対して快く思われて物事がスムーズにいく可能性は大きいです。そうならなくとも、少なくとも、please 「プリーズ」をつけることによって悪い方向に行かないようにすることはできますよね。

 

please 「プリーズ」をつけるのは簡単ですが、ほかにも、遠まわしにお願いする言い方がたくさんありますので、ぶっきらぼうな言い方で誤解をまねくよりも丁寧な言い方をたくさん知っておくことはトラブルを未然に防いでくれます。