分かれるとき
分かれるとき、おいとまするとき、どこからか立ち去るときなど、もちろん、bye bye バイバイ、see you 「シーユー」、bye 「バーイ」でもいいですが、突然これを言ってもぎょっとされる時もあるかと思います。日本語でしたら、「あら、もうこんな時間。帰らなくちゃ!」のようなニュアンスのことばを使うと、スムーズにお別れができますよね。英語にも、そんな便利な言葉が多々あります。
-It's getting late. We should hit the road, Burk. 「バーク、遅くなってきたから、俺たち、そろそろ帰らないと。」「イツゲティングレイト。ウィーシュド、ヒットザロード」
バークのうそがばれそうになったときに、レインが言った言葉ですが、もちろん、言葉どおりの状況のときにも使えます。We 「ウィー」を I 「アイ」に変えて一人でさよならするときや、You 「ユー」に変えて、相手に帰ってほしいときなど、便利ですネ!
「わすれた恋のはじめかた」より。
-I got to go. It's a school night for me. So.... 「私、いかなくちゃ。私にとっては、学校のある日なの(週末じゃないの)。だから…。」「アイガタゴー、イツアスクールナイトフォーミー」
「わすれた恋のはじめかた」より。エロイースが初めてのデートで別れるときバークにいうセリフ。特にここまでのところでは、二人の親密度はそれほどでもないので、けっこうあっさりした別れ方です。これでしたら、普通の知り合いにもつかえますネ。
-I guess I'm done here. Thanks doc. See you guys later. 「私の用は済んだようだ。先生、ありがとう。また後で。」「アイゲス、アイムダンヒア」
ロイヤル・ペインズ4-2話より。アーニーが医者のハンクとジルと分かれる場面。「アイゲス、アイムダンヒア」。日本語ですと、「さてと、これでもういいようなので、私はこれで失礼します。」「用事はすんだようなので帰ります。」といったニュアンスです。
-Sorry, I should get back to work. Goodbye Dr. Lawson. 「仕事に戻らないと。さようなら、ドクターローソン。」
ジェルマイアがハンクに別れを言う場面。「アイシュドゲットバック、トゥーワーク」「私は仕事に戻らないといけません。」は様々な場面で応用可能です。その後に Goodbye 「グッバイ」とジェルマイアが言っているのは、もうハンクと会いたくないからで、同僚や友達などには、See you later. 「シーユーレーター」や bye 「バイ」などの軽い別れの言葉の方がいいでしょう。ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク~5-13話より
■「もう、行くわ。」「では、失礼します。」「アイムゴーイング」「アイルビーゴイング」
そこを立ち去るとき、そこから次の行動に移るとき、別れの言葉を言うほどの状況でもないときはこんなふうに一言いうと行動がスムーズにできるでしょう。
-Will doesn't even look at you anymore. 「ウィルはもうあなたのこと見てくれないのね。」
-He does. 「そんなことないけど。」
-You been a bad girl? .... I'm going now. 「あなた、悪い女になっちゃったの?」…(アリシアは無言)... 「もう、わたし、行くわ。」
カリンダが、アリシアに You been a bad girl? と聞いているのは、「まさか、ウィルを振り回しているわけじゃないわよね。」のようなニュアンスです。それについて、何もコメントできないアリシアをおいて立ち去るときに、「アイムゴーイング、ナウ」と使っています。
グッド・ワイフ 彼女の評決 17話より。
-Great Scotch! 「(首相に向かって)すばらしいスコッチだ。」
-Well, I'll be going, then. 「それでは、私は失礼します。」「アイルビーゴーイング、ゼン」
ナタリーがアメリカ大統領に誰も見ていないすきにキスされそうになり、一言いってさっさと逃げる場面です。気まずい雰囲気のときには、こんなふうにいって失礼しましょう。
「ラブ・アクチュアリー」より。
■簡単な単語で話そう