意見を言う-ギルモア・ガールズ
日本語でもみんなの前で意見を言うのは大変なことですが、(目立ちたがり屋の人は別として)、人々の心をつかむ意見やスピーチは細工するものではなく、心から泉のように湧き出てくるものでしょう。みんながあーでもない、こーでもないとあまり説得力のないことを言っている中でローリーは必死に訴えたいことがあったようです。
難しい言葉はいっさい使っていませんが、誰にでも分かりやすく核心をつく説得力のある話しです。
-This troubadour act is a money-making scheme. Why else would he be doing it? 「このさすらいのソングライターはそれで稼ごうとする企てに違いない。他にどんな理由があるっていうんだ?」
-Because sometimes you have something to say, but you can't because the words won't come out, or you get scared or you feel stupid. 「他の理由は、たとえば誰でも何かを言いたいときに言えないことがありますよね、言葉が出てこなかったり、言うのが恐くなったり、自分がばかみたいに思えたり…。」 So if you could write a song and sing it, then you could say what you need to say. 「そんなとき、もし自分が歌を書いて歌うことができたら、自分の言うべきことを歌に託して言うことができますよネ。」 And it would be beatiful, people would listen, and you wouldn't make a complete idiot out of yourself. 「そして、それはステキな歌で、バカみたいなまねをしなくても、人々が歌を聞いてくれたりしますよネ。」
-But all of us can't be songwriters. 「だけど、私たちみんながソングライターにはなれないですよネ。」 So some of us will never be able to say what we are thinking or what we want other people to know we are thinking. 「だから、私たちの中には自分が何を考えているか言えなかったり、自分の考えていることを他の人に知らせることができない人がいるのではないでしょうか。」 So we'll never get the chance to make things right again, ever. 「そうすると、その人たちは物事を正しく修復する機会がもうないってことになりますよネ。」 So give this guy a license. 「だから、この人に通りで歌ってもいい許可を与えるべきだと思います。」
ギルモア・ガールズ 21話より
これは、実際の会話で would や could をどのように使うか、will との区別の仕方を理解するにもとても分かりやすいセリフです。
■ドラマの中の英会話表現
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友だちとの会話
恋愛の会話
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> お悔やみの言葉
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